なごみ新聞  2018年5月号

デイなごみ白山は地域密着型に

デイサービスなごみ白山は平成23年から、定員28人の普通規模のデイサービスとして運営してきました。しかし、市内の通所業界は必要数の3倍という過剰な事業所数の中、利用者や職員を確保維持することは至難の状況になってきました。そこで、現状の機能と利用者数を維持していくため、この4月から当面の定員を18人に削減し、地域密着型事業所として緻密なサービスとより充実したリハビリを提供して参ることになりました。 また、高度な機能訓練を提供するために、これまでは非常勤のPT・OTを配置していましたが、この4月から常勤対応のOTを配置しました。  林地区のPTと白山のOTが協力して利用者の個別機能訓練と生活機能向上訓練に係っていくという、理想的な体制がようやく出来ましたことを関係者にご報告いたします。

 

デイサービスにおける機能訓練の経緯

平成16年にデイサービスなごみを林に開設した当時は、専門的な機能訓練はデイケアに任せなさいというのが国の考えでした。しかし、利用者の中には脳卒中やパーキンソン、高齢による身体機能の低下している方がおられるのですから、必然的にデイにおける機能訓練の必要性を国も考えるようになりました。そこでH18年度の改定で個別機能訓練の体制加算ができてから、改定ごとに機能訓練加算の内容の充実が進められてきました。そして今回の改定では、外部事業所のリハ職などを活用することで、連携加算をつけましょうとなりました。連携加算は月200単位ですが、外部からはただで来てはくれませんので、では相手にいくらお払いしたらよいのでしょうか・・教えて下さい。

介護支援センターなごみ 代表取締役 松尾 文夫

 

リハ特化型デイサービスなごみ白山 

   新規採用職員(OT)の紹介    瀬尾 淳子(作業療法士)

4月1日付け採用 卒業後は総合病院のOTとして勤務し、急性期のリハや回復期の部門で主に脳卒中の患者に係っていました。仕事をする上で大事にしていたのは、リスク管理と患者とのコミュニケーションの大切さです。体幹の機能面を中心に係るPTに対し、OTは機能訓練Ⅱ的な生活の動作につなげていく訓練と考えます。しかし、一人職場ですので、利用者の状態に応じた対応をしていきます。

 

ケアマネ部門の紹介

なごみのケアマネは、主任ケアマネ3人で構成されています。一寸若手の二人は大変に勉強家で、大場は県央地区のグループでまた安藤は横浜地区のグループに所属して知識と技術の研鑽に勤めています。もう一人のケアマネは、若手が入ったらば仕事を譲りたいと日々言っていますので、常勤ケアマネを一人募集いたします。

 

訪問介護部門の紹介

北と元木のサ責の元、非常勤のヘルパー9人で構成されていますが、多い時には25人ものヘルパーが所属していました。あの時代はどこに行ってしまったのでしょうか。呼んでも呼んでも集まりませんが、今所属の職員は優秀ですので少数精鋭ということで当面は乗り切っていきます。