脱水症対策

2016/8/2

長い梅雨も明け、夏到来です。なごみでは今年も脱水予防の取り組みをします。

高齢者は・・・

・喉の渇きを自覚しにくい

加齢とともに口渇中枢機能が低下して自覚しにくい。

・腎臓機能の低下

腎臓で、水分や電解質を吸収しずらくなっている。

・食事量の不足

食べ物からも1000ml程の水分を摂取していますが、食が細くなったり、嚥下機能低下により食事から水分等の摂取が少なくなっている。

・トイレに行く回数を減らしている

頻繁にトイレにいくのを嫌がったり、介護者を気遣ったりして自ら水分摂取量を制限してしまう。

・利尿作用を持つ治療薬の服用

高血圧症や心不全等の治療薬で尿量が増え、体液を失いやすくなる。

などのリスクが高くなり脱水症を起こしやすくなります。

そこで、なごみでたくさん水分を摂取してもらおうと経口補水液やスポーツドリンクを常備しています。その他に、庭で採れた果実でジャムを作りゼリーやヨーグルトに添えたり、赤しそをジュースにしたり、梅シロップを作ったり・・・。利用者のみなさんも積極的に手伝ってくれました。「早く飲みたいねえ」といいながら。

さあ!たくさん飲んで、今年も暑い夏を乗り切りましょう!!!!梅ジュースプラムジャム

中庭の野菜収穫

2016/7/2

中庭のプランターで育てた野菜の収穫を行いました。じゃがいも堀3

家庭菜園のプロのKさんがなごみの中庭の野菜担当です。

今年何を植えようか、と社長と相談しながら二人で決めています。

まずは、春先に植えたジャガイモ。ジャガイモ堀をしたのは何十年振りのMさんがお手伝いしました。軍手を渡しましたが、二人とも素手で取りたいと。Mさんは、当時の思い出を語りながら大小

たくさんのジャガイモを収穫しました。そのジャガイモは後日カレーに使われました。

その他、なす・ミニトマトが採れ頃です。歩行訓練をしながらトマトをつまむ姿も・・・。

ジャガイモ収穫2IMG_0986  IMG_0987

ケアトランポリン導入

2016/5/16

4月にケアトランポリンを購入しました。

トランポリンをみた利用者様の表情は、童心に返ったようでした。

早速訓練に取り入れておりますが、どなたも楽しんで行っております。

 

ケアトランポリンケアトランポリンには・・・

 

・脳の機能回復

トランポリンの上下運動は、高齢による運動不足で

忘れがちになっている内耳にある三半規管の機能

を回復させる等、脳全体の調整機能を高めるのに効

果があります。

・衰えた筋力と脳を同時に活性

バランスの取り方を、反射的に「からだ」に覚え直さ

せることや、脳全体の調整機能を高めさせるのに、

最も有効な運動です。筋力と脳機能の両面を活性さ

せ、寝たきりを予防する効果があります。

・抗重力運動

抗重力筋を鍛え、人間の通常の生活、歩く・起き上

がる・座るが維持できる効果があり、トランポリンの

上下運動がもたらす脳幹刺激が、高齢者の意識覚

醒を促し認知症の予防になります。

・自然治癒力誘発

アルツハイマー型認知症や寝たきりによる廃用性患

者さんにも有効性が認められています。

 

などなど、さまざまな効果が期待されます。1ヶ月が経ちましたが、そろそろ効果が出てきましたでしょうか。

ご興味がある方は、是非なごみにお越し下さいませ。

 

 

あゆコロちゃんGENKIポイント

2016/2/18

デイサービスなごみでは、厚木市の「あゆコロちゃんGENKIポイント」事業を活用し、デイサービスで行っている「あゆコロちゃん体操」や、自主トレ指導しているホームエクササイズへの参加意欲をあげ、楽しんで健康維持していこうという取り組みを昨年6月より実施しています。

あゆコロちゃんGENKIポイントあゆコロちゃん体操

 

あゆコロちゃん体操を行う・毎日血圧測定する・1日30分歩く等、ポイントを貯めるための目標を立て、実施した日をカードに記入していきます。多い方では個人目標90ポイント貯まりました。

あゆコロちゃんGENKIポイントの応募は2月19日までですが、引き続き皆さんでリハビリや「あゆコロちゃん体操」を積極的に行い、いつまでも在宅で元気に過ごせるような体作りのお手伝いをしていこうと思います。

 

2016年新春号

2016/1/25

介護支援センターなごみ15周年

この冬は温暖との予報ですが、皆様事業所におかれましてはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素、当社介護支援センターなごみの居宅介護支援、訪問介護、2カ所のリハビリデイ事業に対しまして、ご理解とご支援を賜り厚く御礼申し上げます。当社では

一人ひとりの住み慣れた地域での生活を大切にしたい

一人ひとりのそれでも歩きたい その夢を大切にしたい

そういう経営理念のもと、在宅高齢者の地域生活支援を中心に、特にデイではOT・PTによる機能訓練に力を入れた事業運営を進めて参りました。気がつけば15年、これも一重に各事業所様のご支援によるものと感謝申し上げます。これを機に、当社のホームページをリニューアルしましたので、ご高覧の程お願いいたします。

 

平成27年度の改定で要支援の方の今後は

走りながら考える日本の介護保険事業は、まさに猫の目のように3年毎に目まぐるしく変わる。今回もまた大きな改定で、予防は市町村主体の地域支援事業に3年かけて移行されます。厚木市では早々に実施の手を上げ、全国の情報を集めながら私達介護事業所との意見交換をしながら、鋭意新規事業の構成に努力されています。

しかし、この新総合事業はご存じのとおり、主に自治会やボランティア等地域の資源を活用して地域の中で要支援者の自立を支援しようというのです。さらに要支援の方の介護報酬の減額ということになりましたので、私達介護保険事業所は要支援者の受け入れに二の足を踏まざるを得ない状況です。ただ、要支援者を多く受け入れている小規模デイでは、午前と午後の二部制にしてこの荒波を乗りきろうという所もあります。まずは地域資源の発掘と養成です。市の頑張りに私達も応援したい。この厚木市に介護難民を作らないためにも。

介護支援センターなごみ 代表取締役 松尾 文夫

 

『貯筋』をしましょう

年を重ねても元気に暮らしたい

安全に楽しく筋肉を鍛えよう

 

貯金ではなく、『貯筋』です。

平均的な生活をしていても、活動量は年齢とともに低下していることが多く、50歳以降は筋肉が一年間に1パーセントずつ萎縮しているといわれています。

突然な病気や怪我はだれにでもあるリスクです。貯筋がないと、病気や怪我が治っても、歩けなくなってしまうことになりかねません。普段から意識的に貯筋をしておくことで、なにかあっても歩ける、自分らしく暮らしていける生活ができるのです。

例えば・・・

・しっかり「貯筋」している人

2週間入院・・・今までと同じ生活ができる。「貯筋」は減ってしまったけど、まだ余裕があるから大丈夫!!

・今の生活に困ってないからと「貯筋」をしていない人

2週間入院・・・なかなか筋力が戻らず動けない。筋肉も貯めておけばよかった・・・。

 

筋力トレーニングの効果

90代であっても、筋力トレーニングによって、筋力は増強します。

また、専門のマシーントレーニングでなくても、正しい知識があれば、椅子に座ってでも、壁やテーブルに手をついてでも、家庭での環境で手軽に行えるものです。

デイサービスなごみでは午前中は椅子に座って60分のグループ訓練を行っています。午後は持久力とバランス機能を訓練できる様々な障害を用意したウォーキング訓練を行っています。通いはじめは体を動かすのが億劫だった利用者様もだんだんと楽しく、体を動かすのが心地よくなってくるように各自に合わせた内容にしています。

 

利用者様の中にはもう5年、8年と通いつづけ、今も変わらず独居やご夫婦でお元気に暮らしていらっしゃる方が大勢います。「もうこんな年になっちゃったわよ」と笑顔でお話ししてくださいます。「かわらず、すごせるのはなごみのおかげ」という言葉を職員も励みに、楽しく心も体も動かせるサービスを提供していけるよう努力をしています。

ホームページをリニューアルしました

2015/12/24

img_05介護支援センターなごみのホームページをリニューアルオープンしました。
パソコンのほかスマートフォンやタブレットでも快適な閲覧が可能となりましたので、より見やすく便利にご利用いただけると思います。

これからも地域に根ざしたサービスを提供してまいりますので、ホームページ共々よろしくお願いいたします。

第10回なごみ運動会

2015/12/2

event-undokai10月に行われた第10回なごみ運動会。
布引き、玉いれ、饅頭食い競争、そして仮装。
皆さん、童心に返り頑張ってました。

2015年(平成27年)新春号①

2015/11/30

newspaper_01皆様 新年おめでとうございます

 元旦の午後から突然雪が降り始め昨年の大雪の再来かと思いましたが、大したことはなく以後は穏やかな日が続いていますが、各事業所様におかれましてはますますご盛業のこととお喜び申し上げます。
 平素、当社介護支援センターなごみの居宅介護支援・訪問介護・リハビリデイ事業に対しまして、ご理解とご支援を賜り厚くお礼申し上げます。当社では

 一人ひとりの住み慣れた地域での生活を大切にしたい
 一人ひとりのそれでも歩きたいその夢を大切にしたい

 そういう経営理念をもとに、在宅高齢者の地域生活支援を中心にした事業運営を進めて参りました。
しかし、法的にはGHも有料老人ホームもサ高住も居宅扱いで、厚木市の第6期計画にも「施設支援」からGH等も含めた「在宅支援」への転換と書いています。

 何故特養は施設でGH等は在宅なのか、一般市民には非常に分かりづらい区分けです。要は住まいの多様化というのでしょうが、苦労して建てた自宅で子を育て親を看取った思い出の環境での「在宅支援」に、国はもっと力を注いでほしいと言うのは贅沢なことなのでしょうか。

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平成27年度の介護保険法改定が明らかに、そして

 改定に対する大手の動きは早い、それがやはり経営なのでしょう。小規模デイやお泊りデイが厳しくなるという情報にすばやく反応したのが、「茶話本舗」です。既存のお泊りデイは、できる限り小規模多機能型居宅介護や複合型サービス事業に転換していくというのです。転換できない事業所は地域密着型の小規模デイで、重度や認知症を受け入れて加算を算定できるようにとの事ですが、転んでもただでは起きないのが大手。私たち地元の業者も負けてはいられませんね。頭を使ってこの荒波を乗り切りましょう。

 

介護支援センターなごみ 代表取締役 松尾 文夫